皆既月食

みなさん、こんにちは。
涼しい日が続き、もうすぐ紅葉が各地で見頃になる季節ですね。

11月8日の夜は、皆既月食が観察できます。
「月食」は大雑把に言うと、太陽と地球と月が一直線に並んだときに起こる天文現象です。
同じく一直線に並んだときに起こる「日食」もご存じかと思います。

ところで、同じ一直線上に並ぶ日食と月食は、どちらの回数の方が多いと思いますか?
月食の方が頻繁にあると感じる人も多いのではないでしょうか。
ところが世界で起きた回数を調べてみると、過去10年間(2012年11月~2022年11月)では
 ・日食  23回
 ・月食  14回
実際には日食の方が頻繁に起こっているようです。

なぜ、月食の方が頻繁にあると感じてしまうかというと、実はこれにはカラクリがあります。
下図のように、月食は月自体が地球の影に隠れてしまうことによって起こるので、地球上の月が見える場所ならどこからでも見えます。
しかし、日食は月の影が地球に当たる一部の場所からしか観測できません。
月食
実は先ほどのデータも、日本に限定すると、
 ・日食   4回(すべて部分日食)
 ・月食  11回
となるので、「日本に限定すれば」月食の方が多いのも間違いではないのです。

今回の皆既月食は、11月8日の夕方6時すぎから月が欠け始めて観測できるようです。
この日はみなさんも夜空を眺めてみてはいかがでしょうか。