七夕に願いをこめて

みなさん、こんにちは。

梅雨入りしてから、寒暖差の激しい日が続いていますね。
季節の変わり目なので体調管理には気をつけてお過ごしください。

さて、7月といえば七夕。
天の川に引き離された織姫と彦星が、年に一度だけ会える日とされています。
天文学では、織姫星をこと座のベガ、彦星をわし座のアルタイルといいます。
その二つの星に、はくちょう座のデネブを結ぶと「夏の大三角形」となります。

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物語の中では、年に一度会える織姫と彦星ですが、実際二人の距離は16光年離れているといわれています。
1光年とは、光が1年に進む距離のことです。
光速は秒速30万km(1秒間に地球を約7周半分)なので、1光年は365日×24時間×60分×60秒×30万km=9兆5000億kmということになります。
16光年はその16倍、152兆kmです!

では、私たちが利用する身近な乗り物を使うとどれほどの時間がかかるのでしょうか?
今回は新幹線のぞみ(最高速度300km/h)で計算してみました。

152,000,000,000,000÷300=506,666,666,666.7
506,666,666,666.7÷24÷365=57,838,660.58


およそ5700万年かかることがわかりました!
二人の間には想像を絶する距離があることがわかったので、残念ながら年に一度のデートは叶いませんね。

目白本校では毎年笹飾りを出しています。
今年もたくさんの生徒が短冊に願い事を書きました。

七夕1 七夕2

素敵な願いで溢れています。一人ひとりの願い事が叶いますように。
それではまたお会いしましょう。